Billboard 記事翻訳
Billboardの記事の翻訳です。
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―以下翻訳―
コーチェラでライブする最初のJ-POP女性グループ、Perfumeについて知っておくべき5つのこと
記:Tamar Herman
15年以上にわたって、Perfumeとして知られる3人はJ-POP女性グループの意味を変革し続けている。近未来的でエレガントなエレクトロポップの第一人者となった彼女たちは、最新アルバムFuture Popにおいて、自身のサウンドにフューチャーベースを取り入れ、更なる一歩を踏み出した。
あ~ちゃん、かしゆか、のっちの3人はこの3月、現地時間30日にニューヨークの「Hammerstein Ballroom」で開催されるライブを皮切りに始まるにFuture Popツアーの為に、アメリカへと向かう。その後シカゴ、シアトル、サンノゼ、ロサンゼルスでライブを行い、2週末にわたってコーチェラにも登場する。
既に世界中にPerfumeファンは存在するが、バンドのちょっとした紹介がこちら。
「3人は高校時代からの友達」
(*訳者注:記者の勘違いと思われます)
ステージ上で見せる真剣な顔のカリスマ性で知られるPerfumeだが、一方で西脇綾香(あ~ちゃん)、樫野有香(かしゆか)、大本彩乃(のっち)の3人が魅せる愛らしいバイタリティーも、ファンに愛されるポイントである。
3人が出会ったのは芸能スクールであるアクターズスクール広島に在学中のことで、正式にデビューしたのは2002年のシングル「OMAJINAI☆ペロリ」、初めて日本のオリコンチャートでトップ10に入ったのは2007年の「ポリリズム」(その後Cars 2の挿入曲にも採用された)でのことだった。
「キャリアのほぼ全てを通じて、一人のプロデューサーが音楽制作を手掛けている」
Perfumeは厳密にいえば3人組だが、4人組と考えることも出来る。2003年から、グループの音楽面は中田ヤスタカが手掛けている。彼女たちのヒット作の全ては、この天才プロデューサーの手によるものである(きゃりーぱみゅぱみゅやSMAPなどの楽曲も手掛ける)。
ヤスタカのもとで、Perfumeは電子音と人間の声との間の空間を融合させる存在として名をあげ、彼女たち自身も「中田さんは私達の声も、中田さんの音楽の一要素として捉えているんじゃないかと思います」と語っている。
近年興味を示したことはあるが、Perfume自身は作詞も作曲もしない。
「Perfumeとは体験である」
Perfumeは、その正確な振付と共に「仮想」と「現実」を融合させるような、スタイリッシュで近未来的なパフォーマンスで有名だ。彼女たちとこれまでに広範囲に渡るパフォーマンスを作り上げてきたのは、2016年のリオオリンピックの閉会式での演出後、現在世界中で注目を集めている日本のVFX企業、Rhizomatiksである。
Perfumeの曲とそのパフォーマンスとのダイナミズムは、日本の音楽シーンにおいてはもはや伝説的であり、3人は定期的に国内最大規模の会場でライブを行っている。
「メンバーたちのアイコン的な見た目」
活動の初期のころから、Perfumeのメンバー一人一人を髪形で見分けるのは簡単だった。のっちはボブ、かしゆかはロングのストレート、あ~ちゃんはもっぱら、緩いスタイリングの髪をポニーテールにするかまとめている。これは衣装でも同様で、ステージでパンツを履くのはのっちのみである。
最近では自身のファッションブランド「Perfume Closet」も立ち上げ、それとは別にステージ上で履くことで知られるハイヒールのブランドもコラボレーションで制作している。
「コーチェラでライブを行う初めての日本人ガールズグループである」
アルバム「Cosmic Explorer」がダンス/エレクトロアルバムチャートで16位に入ってからほぼ3年後(2016年4月23日)、Perfumeはコーチェラ2019が開催される両週末に会場でライブを行う。
昨年リリースされた最新アルバム「Future Pop」に収録されている曲でパフォーマンスすると予想されており、その中には日本の2018年の年末にJapan Hot 100で特集もされた「無限未来」も含まれている。
-翻訳以上-
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